たまには夫を褒めてみる

本エントリーは、妻・夫を愛しているITエンジニアAdvent Calendar 2016【その2】妻・夫を愛しているITエンジニアAdvent Calendar 2016に触発されて書いています。夫の記事を読んでちょっと懐かしくなったのもあります。

poohsunny.hatenablog.com

なお、ITエンジニアではないのでAdvent Calendarへの登録は自粛しました。

なれそめ

ゼミの同期です。私は学部卒で夫は院卒なのですが、私も就活失敗に備えて大学院の願書を出していたので、ご飯に誘われるようになったのがきっかけという認識です。願書を出すようアドバイスしてくださった某先生、ありがとうございました。

夫のいいところ

のろけ方がわからないので、私の思う夫のいいところを彼の口癖とともに書き連ねてみます。

引き出しをたくさん持っていること。

ITのこと、プログラミングのこと、ニュースの背景、仏教の教え、ガンダムウルトラマン仮面ライダースーパー戦隊夏目漱石B’zの良さ、その他諸々、いろいろ語ってくれます。知らなかったらググって教えてくれますが、この前とうとう、北方領土問題について問い詰めすぎて「自分でWiki読んで。要約するのめんどい。」と言われてしまいました。(その節は、朝の忙しい時間にすみませんでした。)

夫「学校でやったよね?」

調整能力の高さ

付き合い始めたのが大学最後の春休みで、既に卒業旅行だのなんだの私の予定が詰まっていました。デート無理かなって日も、私のやることリストを投げると、この順番でやればここの時間に会える、みたいなスケジュールを組んでくれたので、びっくりしました。 今も、打合せ等の予定を調整して、子どもの通院やお迎えを担当してくれるので、(同僚の皆様にも)、感謝しています。

夫「子ども大事ですから」

問題解決思考

こちらは軽い気持ちで愚痴を聞いてもらうつもりでも、会話のキャッチボールの二往復目くらいから対策会議が始まっています。(正直最初は辛かった。)私のどこが悪かったのかも分析してくれるので大変助かります。

夫「そこで〇〇ですよ!」(〇〇には相談内容に応じて、アジャイルスクラム、その他本のタイトルやフレームワーク等が入ります。)

励ましてくれるところ

あれやこれやと背中を押してくれますし、夫自身が楽しそうにしているのを見て勇気をもらうことが多いです。Advent Calendarも、夫のおかげでエントリーできました。勉強会に参加する勇気も夫からもらいました。

夫「やったらいいのに〜。なんでやらないの?」

明るいところ

夫に似て子どもたちも随分明るくおしゃべりに育っていますが、夫が帰宅すると家が華やぐ気がします。ただ、3人いっぺんに話しかけられるのには、まだ慣れなくて辛いです…。

夫「やばい!そろそろママが怒るぞ!気をつけろ!!」(←これのおかげで、一人で子どもを見ていてうっかり感情的に怒ってしまった時の子どもの立ち直りが早くて助かっています。)

子どもを理詰めで説得できるところ

おかげで、長男はずいぶん物わかりの良い子に育ちました。ただ、私は夫ほどいろいろな物事をわかりやすく説明できないので、時々困ってます。今日は、なぜこのポテトチップスを買ってはならないのかの話から、なぜ人間には塩が必要なのかにいきつきました。がんばりましたが、その後たどり着いた結論は「じゃぁ、ポテチをちぎればいいよね!」でした。なぜだ!

夫「『お母さん、その説明は非論理的です』って子どもに言わせたいんだよねー。」

最後に

たまにはほのぼのしたことを書きたかったのですが、難しいですね。 新婚当初は恐妻家ぶっていた夫も最近はあまりそういう振る舞いをしなくなり、落ち着いて来た感じはあります。 お互いに考え方がわかってきたから、日常のことに関する議論は随分短くすむようになった気がします。

職場ではなだめ役をやることが増え(当人比)、子どもにあたることはなるべく我慢し、結果たまったストレスを夫にぶつけてしまうこともありますが、その様子を観察しておもしろがれる夫で本当に良かったと思います。

いまだに愛とか憎とか良くわかりませんが、予測不可能性に惹かれたと言ってくれる希有な夫を楽しませるべく「予想外」を提供し続けたいと思います。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。